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薬局のブログです。

目に効く漢方薬はある?

本日は秩父のお寺で「あめ薬師」と呼ばれる縁日が行われています。薬局の前の道も、いつもより人通りが多く感じる1日です。

秩父には「あめ薬師の日、川瀬祭りの日、どちらかに雨が降り、もう片方は晴れる」というジンクスがあります。今日は雨なので、川瀬祭り(7月19、20日)は晴れるでしょうか。

こんな時代なので過去の天気を検証すれば真実が分かりますが、野暮なことはやめておきましょう。笑

さて、このあめ薬師は「目」の守本尊「薬師如来」を祀る縁日です。

本日は目に使う漢方薬のお話をしていきます。

目には全身の状態が表れる

中医学の元となった古典の一つ『黄帝内経霊枢』の大惑論という章には「五臓六府の精気、皆上りて目に注ぎ、この精となる」という記載があります。

五臓六府(腑)というのは、中医学におけるほぼ全ての内臓を指します。「全ての内臓から栄養が目に到達することで、目の機能が保たれる」という考え方です。

さらに中医学には、望神(ぼうしん)と言って顔色から大まかな体調を把握する観察方法があります。目の輝きと力強さを観察することで、体調が良好かどうかをある程度判断することができます。

心身ともに好調な人は目がキラキラしているはずですが、体調を崩すと「死んだ魚のような目」になることもあります。

目は五臓六腑と繋がっている

目ともっとも繋がりの深い臓腑は、肝(かん)です。

「肝は目に開竅する」と言われ、肝の不調は目に表れやすいと考えられています。

西洋医学的な肝機能障害が悪化すれば白目が黄色くなることがあります。中医学的な意味でも「肝」が乱れた時には、目の充血、痒みや痛み、乾燥感や異物感などが現れます。

また、目の視細胞や視神経については「腎」が深く関わっています。(腎は髄を生ず)

まぶたを動かす筋肉には、肌肉を主る「脾(ひ)」が深く関与しますし、目に栄養と潤いを与える「気血津液」は、全ての臓腑の連動により作られます。

やや小難しい話になりましたが、

五臓六腑のどれか1つにでも不調が起きれば、目の不調に繋がりうる

ということがご理解いただければ嬉しいです。

目の不調は内臓から治す

西洋医学で目の不調を治すときは、点眼薬が中心になります(飲み薬や注射薬もありますが)。

日本において漢方薬で目の不調を治そうとする場合、飲み薬が中心です。

目にどのような不調があるか?を確認することはもちろんのこと、目以外の場所にも不調が出ているところはないか?ということをしっかり確認した上で

目だけではなく、問題となる臓腑に狙いをつけて、そこに効く漢方薬を選ぶ。

ということが目の症状を改善させる第一歩です。

全ての漢方薬が、目の状態を改善させる可能性を秘めている。

と言っても過言ではないかもしれません。

目の不調には、失明につながる危険なものもありますので一定の注意は必要です。

そのうえで、日頃から慢性的に繰り返す眼精疲労、かゆみ、痛み、かすみ目などは、漢方で全身の不調と一緒に改善していける場合があります。

目は全身の状態を表す鏡の一つです。日頃から目に不快な症状をお持ちの方は、一度心身の状態に向き合ってみることで、意外な発見が得られるかもしれません。

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