身体のサインを「感じる」

薬局コラム

こんにちは。今日は身体の出すサインについてお話ししたいと思います。

中医学では、完全な病気になる前に体調を整えていく「未病先防」という考え方があります。

衛生環境の整った現代、突然病気になるのは少数派です。

現代の大多数の病気は、日々の生活習慣の影響を受けています。

重い病気がじわりじわりと忍び寄ってくる。ある日、なんだか体調が悪いと思い、蓋を開けて検査をすると、既に病気になっているというイメージです。

その忍び寄ってくる段階で、体調の乱れに自分で気づき、修正を加えていくことが肝要です。

  • 食べすぎた翌朝、胃もたれがする。
  • 最近、食べられる量が減った。
  • 運動不足で、久しぶりに動いたら息切れがする。
  • 月経周期がいつもと少し違う。
  • 寝ていて夢を見ることが増えた。
  • 以前に比べ、便が緩くなりがち。
  • イライラして冷静に物事を考えられなくなった。

などのちょっとしたサインも、自分自身の健康状態がどちらの方向に向かっているかを知るためには有効です。

知らず知らずのうちに進んでいった先が、崖であることは避けたいものですね。

「未病先防」の意識なしで日々を送ることは、GPSやコンパスなしで登山をするようなものと言っても良いかもしれません。

「そっちの方向に崖がある」と知っていれば、避けることも、事前に準備をすることも、できる可能性があります。