暦の上では夏なんです。

薬局コラム

連休前後で少しバタバタ。久しぶりの更新です。

毎日更新は難しいことがわかったので、気ままに、それなりの頻度で更新していきますね^^;

本日のお題は「夏にお勧めの健康習慣」

季節ごとの養生について一通りのことが記載されているのは、おなじみ中医学のバイブル「黄帝内経素問」です。

暦の上での夏は、立夏から立秋まで。ちょうど5月の連休ごろから、8月上旬ごろに当たります。日が最も長く、紫外線の強い季節です。

夏の期間には、おおよそ次のようなことが勧められています。

  • 夜になるまで起きていてよいが、朝は早く起きる。
  • 日を厭わない。
  • 怒らない。
  • 気分を発散させて楽しく過ごす。

自然界が最も活動的になる夏の季節、私たちもできるだけ活動的に過ごすことが勧められています。

「日を厭わない」というのを興味深く感じます。「日」とは太陽の意味のほか、「太陽の出ている時間=日中」という意味もあります。

この時代にも、夏の暑さや紫外線を嫌って、部屋にこもっていたり、夜だけ活動する人がいたのかもしれません。

夏は冷房の効いた部屋が快適ですが、暑い環境で汗を流し、夏場の紫外線を浴びるのも、適度であれば健康に役立つことを、古人が伝え残しています。

もちろん熱中症や、過度な日焼けには気をつけて…。

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